乗鞍温泉や白骨温泉などの山奥の温泉から、浅間温泉や美ケ原温泉など市街地近隣の温泉、一軒宿の秘湯まで、その数は16か所に及び、古くから旅人の疲れをいやしてきた温泉に歴史を感じます。
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初代松本城主 石川氏が浅間に湯御殿を造営し、湯殿を整備したことから始まった、400年の歴史を持つ日帰り温泉施設です。初代の湯守である「石川晶光(改易後 小口楽斎)」は、石川数正公の三男康次の子であり、御殿守の役職をあずかるに至ったのが文禄三年(1594年)。以後、小口家は代々御殿湯の湯守を勤めてきました。昭和初期に建てられた趣ある施設と庭園、貸切の露天風呂、庭園を眺めながら食事ができる食事処など、見所満載の施設です。
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乗鞍高原温泉 湯けむり館は、平成25年4月に場所も装いも新たな施設として生まれ変わりました。乳白色の湯はそのままに、内湯外湯共に乗鞍岳が見渡せる、開放感いっぱいの明るい温泉になりました。湯けむり館の湯は、武田信玄によって開拓された大樋銀山から自然湧出した乳白色の温泉です。信玄が開拓当時からその疲れを癒したとも言われる湯で、その源泉は今もなお訪れる人を癒し続けています。体と心の癒しと共に、信玄の面影にも浸ってください。
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浅間温泉は、「松本の奥座敷」と呼ばれ、人々に親しまれてきた温泉地です。古く、室町時代には深志城(現松本城)の庇護を受け、江戸時代には城主の御殿湯が設けられた歴史の湯でもあります。ホットプラザは、浅間温泉街に3つある日帰り入浴施設の中で、松本市営で最もよく利用されている場所です。無料の足湯もあります。館内には、内風呂・露天風呂・水風呂・サウナがあります。
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白糸の湯は、松本の市街地に近い美ケ原温泉の唯一の日帰り入浴施設で、地元の人達に人気の温泉。朝、冬はまだ暗い6時から並んでいる人もあるそうで、ファンが多いです。温泉は源泉かけ流し。泉質は弱アルカリ性単純泉で無色透明、疲労回復、筋肉の痛みを和らげるなどの効果があり、Caイオン、Naイオンが多いせいで肌がすべすべになる美肌効果もあることから、化粧水代わりに使っている人もいるそうです。※石鹸・シャンプーの備え付けはないので、持参するか、タオルと共に販売もしています。