松本城に始まり、江戸、大正、昭和、歴史の中で息づく施設、その歴史の中で育まれた文化。松本市の歴史と文化をめぐる旅は、めぐるごとに深まります。施設を見て回るもよし、歴史の街並みで写真を撮るもよし、様々なスタイルでお楽しみください。
歴史文化
姫路城、彦根城、犬山城、松江城とともに国宝に指定されている松本城は、天守の築造年代は文禄2~3(1593~4)年と考えられ、五重六階の天守が現存している日本最古の城です。外から見る姿が美しい松本城ですが、城内も当時の面影を活かして保存されており一見の価値あるものとなっています。
松本城では12月16日(土)~2月14日(水)までプロジェクションマッピングを行っています。光と音の特別な松本城。歴史と文化、世界に誇る日本の美をモチーフに“デジタルアート”を投影します。普段と違った幻想的な空間をお楽しみください。
光と氷の城下町フェスティバルホームページ
https://lightandicematsumoto.jp/
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大正8年に開校した「旧松本高等学校」校舎を保存しながら、市民の教育文化活動に活用している施設です。戦後は信州大学として生まれ変わり昭和48年にキャンパスが移転しましたが、大正時代の代表的な木造学校建築物である校舎は、市民や同窓会の運動により保存され「あがたの森文化会館」として利用されています。あがたの森の一角には旧制高等学校記念館があり、学生達の教科書やノート、愛読書など松高ゆかりの資料や登山の盛んだった松高ならではの山岳雑誌や登山用品などが展示されています。
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地域に根ざす総合美術館。1階フロアには学習活動を支援する市民アトリエ、講座室、版画室など教育普及機能を備え、2階フロアは企画展示室、多目的ホール、市民ギャラリーから構成。3階フロアは松本市が収集している美術資料を中心に常設展示しており、松本出身の書家・上條信山や、信州の山をこよなく愛した洋画家・田村一男の作品、松本出身で世界的に活躍している草間彌生の作品などを展示しています。また、美術館正面では草間彌生の巨大彫刻作品《幻の華》が来館者を出迎えます。
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明治時代神道として建立された四柱神社。四つの神様が鎮座されていて「神道」とも呼ばれ親しまれています。四柱神社の参道的な場所として女鳥羽川沿いにあるなわて通りは、栄えてきました。松本の街中にある四柱神社の境内には、緑の小路があり様々な木や花が植えられています。秋には、紅葉が美しく自然が豊富な神社で、市民の憩いの場所としても親しまれています。最近では、パワースポットとしても有名になり、国内外を問わず多くの方々が参拝に訪れています。
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なわて通りは個性的なお店が長屋風に軒を並べる商店街で、昔ながらの金物屋さんや花屋さんから、オシャレな雑貨屋さんまで色々なお店が営業しています。女鳥羽川の土手から始まった通りで、「縄のように長い土手」から「縄手」と呼ばれるようになりました。その昔、女鳥羽川には清流にしか生息しない「カジカガエル」がいっぱいいました。その復活と街おこしをかけて「カエルの街」としており、通りの中程には「カエル大明神」を奉り、パワースポットとして多くの参拝があります♪街の所々にはにカエルの石像もあります♪
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江戸、明治等の大火から守るために、漆喰で作られた“なまこ壁の土蔵”が今も数多く残っている商店街です。近代にできた建物も、一部をなまこ壁にしたり、似せたり、景観を統一しています。松本民芸家具のお店や民芸品店、和食・そば・イタリアン等の飲食店、八百屋さん等、さまざまな年代の方が楽しめる観光商店街です。松本市は地下水の町としても知られており、商店街の数箇所に井戸があり、特にポンプ式の井戸はノスタルジックです。